こんにちは。アオバジャパン・バイリンガルプリスクール(以下A-JB)三鷹キャンパス校長の西山と申します。
今回はA-JBの「Winter Concert」についてご紹介いたします。
年に一度開催されるWinter Concertは、国際バカロレアのPrimary Years Programme(プライマリー・イヤーズ・プログラム)の、6つのテーマの一つ、「How we express ourselves(私たちはどのように自分を表現するのか)」をメインテーマとし、様々な演目を披露・成果発表します。
三鷹キャンパスではPYPのテーマに加え、年度のスクールテーマを設定しており、2021年度は「絆」、2022年度は「平和」をテーマにし、三鷹市公会堂で開催しました。
Winter Concertでは学年ごとにメインテーマに沿った歌、ダンス、ドラマなどの演目を、観覧に来られる保護者の前で発表します。
また、スクールの延長保育時間内で実施している習い事プログラム(アフタースクールプログラム)で練習を重ねてきた、バレエ、ヒップホップダンス、チアダンスなどの成果発表をする場でもあります。
三鷹市公会堂は照明や音響などの設備が整った立派なホールです。本番の1週間前に行われたリハーサルの際、子どもたちは、いつもと違う雰囲気の中、緊張した面持ちで困惑している様子も見られましたが、Winter Concert当日のパフォーマンスは実に堂々としたものであり、ステージ上から演目を通じて、自分を最大限に表現する機会となりました。
A-JBでは「自発的な学び」と「集団での学び」を重視した教育を行っております。自分たちで考え、行動に移し、結果からフィードバックを得るという「探究→行動→振り返り」のサイクルをアウトプット重視で様々な活動を通じて行っています。Winter Concertについても同様で、本番のみならず練習の段階から、グループ内で互いに教えあったり、助け合ったりといった、頼もしい一面を見ることができます。また、普段の活動の成果を少しでも上手にパフォーマンスに活かすことを考え、創意工夫を重ねている先生たちの熱い思いを感じられる瞬間は、とてもうれしい気持ちに包まれます。
子どもたちには大きな舞台に立っても物怖じすることなく、存分に自己表現できるように育っていって欲しいと願っています。その成長のきっかけを作り、サポートしていく事を職員一丸となって取り組んでいます。