所謂ペーパー学習のような詰め込み型の教育ではなく、子ども自身が自ら疑問を持ち、それについて自由に探究できるAOBAのスタイルに惹かれました。子どもたちが大人に指図されることのない自由な空間の中で、社会性や情緒を自然に学べる環境は、思い切り遊ぶのが大切な幼児期の子どもにとって最適だと感じました。先生方が子どもに余計な口出しをせず、見守りながらも適度な距離を保つことを大切にしているのも、我々夫婦の考えとリンクしていました。
Book Dayや、Winter Concertなどの特別なイベントももちろんとてもいい思い出ですが、毎日お迎えに行くととても楽しそうにダンスをしてなかなか帰ろうとしなかったり、家でも何か嬉しいことや、新しい発見があると、『明日先生に言っとくね!』とスクールに行くのを楽しみにしている姿が何より印象的です。目をキラキラさせながら、公園で拾ってきたどんぐりや松ぼっくりを私やクラスの子にあげるんだと話す姿を見て、優しさや情緒が育っていることを実感しました。また、人見知りで引っ込み思案だった息子が、A-JBでの生活の中でメキメキと自分の感情や考えを発言できるようになり、沢山の先生方やクラスメイトとのコミュニケーションを楽しめる活発な子へと成長したのは、振り返ってみても大きな収穫だったと感じております。
A-JBでは、大人主導の教育ではなく、子どもたちが主役となって日常の中の不思議なことに触れ、仲間とのコミュニケーションや社会のルールを学んでいきます。どんな過程や結果が出るのかは子どもたち次第なので、大人が思いも寄らない発想を次々に生み出す彼らの主体的な姿に出会えます。『世界は自分たち次第で楽しくも明るくも、どんな風にでもできるんだ!』という、大切なメッセージを日々のスクール生活から受け取っているんだと強く感じます。また、その姿から私たち親も、数字では測れない大切なことを沢山学ばせていただいてます。『より良く生きるとは何か』『生きるために大切なこととは何か』、そんな根幹的なことをこの幼児期に伝えたいという方に、A-JBをお勧めしたいです。