プログラム

Program

乳幼児期は、人間としての基礎、そして学ぶ姿勢の基礎を身につける大切な時期です。当スクールは、「心技体の基礎力 / Core Skills」「考える力 / Creative Thinking」「バイリンガル自己表現力 / Self-expression」を3つの柱として、国際的視野と開拓者精神を持ち、自信と好奇心あふれるこどもに成長していくことを目指したプログラムを提供しています。

 

心技体の基礎力:幼児期の発達段階に応じて知性・こころ・運動技能をしっかり身につけます。これらの基礎力のインプットは、考える力、自己表現力といったアウトプット力に応用されます。

 

考える力:制作、ラーニングセンター(サイエンス、パズル、ままごと)といった日々の活動、異年齢のグループワークでお祭りを企画するなど、答えのない世界を生きる21世紀のこどもたちが、自ら考えて何かを作ったり判断したりする機会を取り入れています。

 

バイリンガル自己表現力:自らの考え・気持ち・作品等を日本語・英語で伝えることができる自己表現力を涵養する機会も、カリキュラムに含まれています。海外の人たちと比べて弱いとされるプレゼンテーションや自己表現していく力が、未来の国際人の素養として非常に重要と考えています。

 

この3つの力は有機的に結びついています。「基礎力」のインプットが豊かな発想を伴う「考える力」を育みます。そして考えたことをしっかりと他人にアウトプットする自己表現ができてこそ、インプットが意味を持ちます。

 

当スクールではこれらの個別の能力を単独で学んでいくこともありますが、大きな探究型のテーマの中で統合的に学ぶことも重視しています。

 

第1の柱 心技体の基礎力

幼児期に発達段階に応じた心(こころ)、技(知性)、体(からだ)をバランスよく育むことは、その後の長い人生の礎となります。

DSC_3240P1050100DSC_3999

[こころ]

日々の規則的な活動の中で、礼儀、正義感、思いやりを育みます。あいさつを大事に考え、朝の会、帰りの会ではあいさつをしっかり行っています。また、様々な当番活動により、責任感、行動と結果に責任を持つことを学びます。集団活動では、できるできないの差が出てきますが、だれでも得意不得意があるもの。チームで何かを創りあげる過程で他人を思いやる心を育てます。またいたずら、けんかが起きた時には、何が嫌だったのか、悲しかったのか、悔しかったのか、自分の気持ちをきちんと伝えるよう促し、相手の立場を思うことの大切さを学んでいきます。

 

[からだ]

様々な運動やおにごっこ等を通し、体を動かす楽しさやルールを学び、その結果として獲得する健康な身体と運動能力は、生涯にわたって糧となる幼児期に身につけたい基礎的な力の一つです。当スクールでは朝の外遊びの時間に加え、以下のカリキュラムを毎週組んでいます。

 

体操:2歳~

運動神経をつかさどる脳や神経、感覚器官が一番発達する幼児期を対象にした、独自の指導をしています。体系的なカリキュラムを通じ、走る・飛ぶ・マット・平均台・縄跳び、ボール等の多様な運動技能を養い、体力向上と自信につなげます。

中橋 治美先生
アオバジャパン・バイリンガルプリスクール フィジカルエデュケーションディレクター
全日本女子選抜選手権優勝(1996年)、アジア選手権銀メダル(1996年)、世界学生選手権銀メダル(1994年)など、柔道で輝かしい経歴を持つ。引退後、谷亮子選手(2004年アテネ五輪金メダル)のトレーニングパートナー、2003年より10年間、福岡大学女子柔道部監督、2013年より、松本薫(2012年ロンドン五輪金メダル、リオ五輪銅メダル)所属の実業団監督。2016年9月より、アオバジャパン・バイリンガルプリスクール フィジカルエデュケーションディレクター就任。

その他

ダンス:3歳~、ダンステクニックを通じ、リズム感、反射神経、表現力をつけます。
バレエ3歳~(オプション)音楽に親しみながら楽しくバレエの基礎を学びます。

 

[知性]

小学校で学ぶ知識の先取りのような早期教育は行いませんが、こどもたちの創造性や考える力の土台となる知識や素養についてはしっかり身につけていきます。これらは個別の単元として教えることもありますが、プロジェクト活動の中に組み込んで身につけていくものもあります。

 

ことば

日本語は、自分の気持ちを自分の言葉でしっかりと伝えられるよう、日頃からサポートし、色々な発表の場を提供して自信をもって話せるように育てていきます。1、2歳はクレヨン、3歳以上は鉛筆を使用して正しい持ち方や姿勢を学ぶところからスタートして、5歳ではひらがなで簡単な文を書けるように練習しています。

 

数字

カードやおもちゃ、シール等を使って楽しみながら数の概念を育てていきます。数字や数への興味を促し、落ち着いて問題に取り組む姿勢、指示を正しく理解する練習も行います。年長クラスは算盤のレッスンも行っています。

 

科学

知識をつめこむのではなく、自分で触れたり、体験して興味をもち学んでいけるよう、促しています。季節の草花を観察したり、磁石には何がつくのか、色を混ぜたらどうなるか等自分で考え実験して学んでいます。また、遠足に行く前には各々の行き先にあわせ、例えば動物や魚等について調べてから出かけ観察するという活動もしています。

 

社会

自分とその身の回りの地域について、さらに広げて日本と世界についてといった、自分をとりまく環境や社会を学び、触れる機会を設けています。

第2の柱 考える力

言葉・数字・科学といった基礎力を応用し、こどもたちが自ら考え、答えを生み出す創造力を第2の柱としています。

夏祭り P1050144 DSC_3729

企画力

年に何度かあるイベントでは異年齢グループでこどもたち主体で取り組みます。こどもたちで話し合いを繰り返して創り上げていきます。

また年に一度の大イベントである生活発表会において、年長クラスは、演目や台本の台詞を、こどもたちが考えて形にしていきます。物語の内容から連想される台詞や、ダンスの振付など、友だちとアイデアを出し、話し合いながら進めていきます。登場人物はどのような気持ちなのか、どのように体や言葉で表現をしたいのか、様々な意見を出し合いながら一つの物語を作りあげていきます。

 

制作

季節を感じられるものや、年齢に応じた制作を行っています。3歳児からは、模倣から脱して自ら考え、こどもたちから生まれる創造力・発想力を最大限に生かし、ものづくりをしています。たとえば「生き物」などの大まかなテーマに基づき、様々な素材を使って個人またはグループで話し合いながら創りあげていきます。

 

調べる力

保護者の方にも協力して頂きながら、自分で調べて知識を深め、授業や自由制作に生かします。

調べ方はもちろん、どのように書いたら相手に伝わるのかを考え、時には自宅で調べてきた事を友だちの前で発表することもあります。
保護者の方にも協力して頂きながら、自分で調べて知識を深め、授業や自由制作に生かします。

調べ方はもちろん、どのように書いたら相手に伝わるのかを考え、時には自宅で調べてきた事を友だちの前で発表することもあります。

書く力

自らの考えを書く行為を通じて論理的思考の基礎を育みます。

年長クラスは行事があるごとに絵日記を書いています。経験したことを振り返り、相手に分かりやすく伝えられるように、文章の組み立て方や言葉の言い回し方を学んでいきます。

 

体験学習

リアルな体験やアクションを通じて考える力を養います。

例えば昆虫や野菜を育てたり、遠足でいも掘りに行ったりします。この過程や事前学習で、生き物はどのように育つのか、何を与えればよいのか、私たちはなぜ食べるのかなどを話し合ったり、考えていきます。また育てながら問題が起きるとみんなで問題の解決方法を考えます。

実際に体験することでより考えが深まるとともに、生命の大切さや尊さを仲間と共感し、そこで得た解決法を生活の中で生かしていきます。

第3の柱:バイリンガル自己表現力

日本語そして英語で、自分自身をしっかりと表現する力を養います。

DSC_3358 20141003_0369 - コピー 発表会

英語・語学

1、2歳時期はネイティブ教師による生きた英語を楽しい歌やリズムを通じて耳から吸収し、発信する英語力の土台をつくります。3歳児からは、コミュニケーションを重視した学習を行うほか、英語図書も読んでいきます。

英語の時間は毎日ありこどもの集中力を考慮し年長になるにつれ徐々に増えます。ランチも教師と一緒にとり、日常的に異文化に触れながら英語を自然に体得していきます。

 

リトミック・音楽

日本語・英語の歌や手遊びを通じ、音楽に親しんでいきます。リトミックは毎日朝の会やお帰りの会で音楽に合わせて全身で動き、聴く力と表現力を育てます。さまざまな楽器を使い音の違いやその楽器の国の文化も学びます。また、タイミングよく鳴らしたり、簡単なリズム模倣を行うことでリズム感や絶対音感を養います。5歳児はクラス皆で作曲に挑戦します。

 

アート

1、2歳は顔パーツのシール貼りから始まり、その後クレヨンでパーツを描いたり、丸い輪郭を描いたりして顔を描く練習をします。3歳になると、簡単に描ける果物等を見ながら描いていきます。4、5歳になると体験した事を描いたり、本の物語や、歌の歌詞から想像したりしてお絵描きを楽しみます。

 

各種発表会

発表会という目標に向かっての活動は、友だちと協力し合う事や、自己表現を楽しいと思える貴重な機会になります。

練習や当日大勢の人の前で技を披露することを通して、精一杯頑張ることや約束を守ること、できないことにも創意工夫をして挑戦すること、みんなで力を合わせることの大切さを感じとり、達成感や自信を養います。また異年齢児の姿に刺激を受け、挑戦しようとする気持ちも育みます。

大勢の人の前で緊張しながらも、一生懸命挑戦し達成する事によって得られる成長や喜びは、その後の自信につながるでしょう。

Sports Day:
各クラス年齢に合わせたマット運動などの個人種目からリレー、玉いれ、バルーンなどの楽しめる団体種目を行います。

クリスマス会:
クラス毎に英語のクリスマスソングやダンスを披露することで、表現することの楽しさを知っていきます。

発表会:
一年間の集大成として、各クラス、歌やダンス、劇の発表を大きな舞台で行います。普段の園生活で取り組んでいるリトミックや体操要素なども組み込まれます。5歳児になると英語劇・日本語劇共に演じ披露しています。