自ら問いかけ、考えを広げ、行動する。
仲間と学びの成果を共有し、達成感を得ることで
「生涯学び続ける力」を身につけます。
INQUIRY-BASED
APPROACH PRIMARY YEARS PROGRAMME
探究型アプローチ プライマリー・イヤーズ・プログラム
子どもが主体となって自ら考えて探究したり、ディスカッションしたりする学習スタイルを重視し、本校すべてのキャンパスでは、世界標準のカリキュラムである国際バカロレア(IB)プライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP)を導入しています。語学、数、図形、知識、記憶といった特定のスキルを意図的に開発することよりも、好奇心・創造力・コミュニケーション力を培うために、子どもが自ら課題を設定し、探究し、質問し、さらにそれらをもとに深く調べ、理解していく、そうした学習者主体の教育を提供しています。
教科の枠を超えた
6つのテーマ
国際感覚そのものの育成や国際的な視野にたった学びとして、教科ごとで縦割り方式で学ぶのではなく、国際バカロレアが定める「教科の枠を越えた」6つのテーマを基に、探究学習を行います。子どもたちは決められた枠にとらわれずに、自分と自分を取り巻く世界との繋がりやその複雑さを実体験しながら人間力を高めていきます。
PYP 6 THEMES
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THEME
1
Who we are
私たちは誰なのか
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THEME
2
Where we are in place and time
私たちはどのような時代と場所にいるのか
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THEME
3
How we express ourselves
私たちはどのように自分を表現するか
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THEME
4
How the world works
世界はどのような仕組みになっているのか
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THEME
5
How we organize ourselves
私たちは自分たちをどう組織しているのか
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THEME
6
Sharing the planet
この地球を共有するということ
考える力と学ぶ楽しさを実感
これら6つのテーマの中から、1年間で取り組むテーマを4つ設定します。子どもたちが興味を持てるよう、その年齢に合った具体的な学習計画を立てます。「どうしてだろう」「どんな仕組みになっているんだろう」という子どもたちの好奇心を大切にし、[探究]→[行動]→[振り返り]のサイクルをクラスの仲間と繰り返します。このプロセスを通じて、自分が興味を持ったことについて深く考えていく力、自分の考えや気持ちの効果的な伝え方、問題解決の手順、互いの関係性の築き方や協力の仕方を身につけます。
好奇心と挑戦心を刺激し、
皆でつくりあげる
日々のプログラムのほか、英語劇・音楽発表・運動会・季節ごとの行事など、好奇心と挑戦心を刺激する様々なプロジェクトが組まれています。年に一度の大イベントである生活発表会において、年長クラスは演目や台本、ダンスの振り付けなど、子どもたちが考え、形にしていきます。 意見の相違や失敗も起きるでしょう。しかしそういった体験から、子どもの将来に不可欠なコミュニケーション力、人を思いやる心、自らを振り返ること、自制する気持ち、チームワーク、そしてどのようにリーダーシップを取って行ったらよいか等を学びます。これら体験で得た学びは一生涯にわたり財産となるでしょう。