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単なるイベントでは終わらないSports Day

ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
早稲田キャンパス校長の勝本です。
今回は早稲田キャンパスから、子どもたちの活動のワンシーンとして、「Sports Day」の取り組みをご紹介します。

まずは早稲田キャンパスについて、簡単にご紹介させてください。
早稲田キャンパスは、JR線や東西線の高田馬場駅、東京メトロ副都心線の西早稲田駅から大人の足で6分程の場所にあります。

高田馬場というと、学生街で賑やかな印象があると思いますが、早稲田キャンパスは住宅街に程近く、戸山公園が近くにある比較的落ち着いた場所にあります。交通の便もいいので、新宿区だけでなく、練馬区、豊島区、千代田区、文京区などからも子どもたちが通い、様々な活動を行っています。

【季節のイベントも学びの一環】

早稲田キャンパスでは今年10月にSports Dayを実施しました。いわゆる運動会にあたるイベントですが、A-JBでは通常の運動会のプログラムを行うだけでなく、A-JBの特徴である国際バカロレア教育の導入、全人教育、探究型学習の要素を取り入れています。

例えば、幼児期の運動会は、一般的に徒競走をしたり、縄跳びをしたり、子どもたちがお友達と協力したり競い合ったりして、信頼関係や社交性を育てることが目的の1つになります。A-JBでは、さらに探究している単元に沿ってストーリーを盛り込み、楽しみながら学べる環境を整えています。

今年は、K3(3-4歳児クラス)が同時期に「植物や動物は、育つため、元気でいるために、それぞれ特有のものを必要とする」を探究するため、ジャングルを探検するように体を動かす種目に取り組みました。各所に生き物たちが潜む中を進んでいきます。写真は練習中の風景です。

K4(4-5歳児クラス)は、年間を通じて「人々は大切な出来事を祝い事や伝統から学ぶ」ということで、沖縄のエイサーを踊りました。同時にマット運動で自分たちの成長も披露しています。練習の過程では、沖縄のことをより学べるように自分たちで衣装に色を塗り、本番では身にまとって踊りました。

 

K5(5-6歳児クラス)は、「人々は様々な目的のために色々なコミュニケーションの方法をとる」ということで、様々な国の代表になりきって競技に取り組みました。鉄棒に取り組む際には、前回りだけでなく、自ら逆上がりに挑戦した子もいました。

ちなみに、順番は前後しますが、始めの準備体操がみんなで楽しく踊れるダンスから始まるのも、早稲田キャンパスならではだと思います。年上の子どもたちが、皆の前に立ってダンスを先導します。

K1、K2のクラスでもそれぞれの取り組みをしていますが、国際バカロレア教育に関連するK3からK5までの取り組みをご紹介しました。

(Sports Day当日は、大きな会場で開催されましたが、会場側の撮影許可と権利の関係で練習風景の写真を掲載しています。)

Sports Dayの最後には、校長先生からのメッセージがあるのですが、毎年、国際バカロレアの学習者像を意識してお話をするようにしています。今年は学習者像の1つである「挑戦する人」の観点からお話をしました。元気に楽しく参加した子も、いろいろな事情であまり練習に参加できなかった子も、またはSports Day当日に参加できなかった子も、みんなそれぞれに挑戦したことがあったはずなので、それを思い切り保護者に自慢すること、また、保護者も自分の子どもの挑戦ストーリーに耳を傾けてもらえるようにお願いしました。

Sports Day1つとっても、単なるイベントでは終わらせない、楽しくて実りあるイベントにできるよう心がけています。

A-JB早稲田キャンパス校長
勝本 翔

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Written by

Sho Katsumoto